お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

雨あがり

また雨が降る。
コロナもしつこいが、この春の長雨も、やけにしつこい。


こんなにも長期に休みをとると、曜日感覚をキープしづらい。せいぜいゴミの分別が頼りぐらいか。さて、何事ものめり込むと時間を忘れるたちなので、忘れて没頭する前に、ちょっとお掃除をしていた。


ところが。さっそくトラブルにみまわれる。



せっかく新調したばかりのコンロなのに、グリルの受け皿がうまく扉に填まらない。



バネ仕掛けでカチッと音がして留まるはずなのに、宙で支えるうちはいいが、コンロ内におさめてから、試しにコツンと扉を押すと、扉が中倒れになって受け皿がすぐに外れる。ばねが効いていない。これでは加熱調理の後に、あぶなくて取り出せない。


あ~、厄介。



ひと月も経過してないのに。教わったことを忘れないうちに外してみようとして一回は外した覚えがある。でも、そんなキレイ好きでもないんだから、グリルの受け皿を掃除のために外すなんて、今回が初めてか、せいぜい二回目ぐらいだよ。


もう填まらないの? 
なんか器具を失くした?




さいわい電話して事情を説明したら、たしかに使用できない状態だし保証期間内のことなので、すぐチェックに来てくれることになった。だけど、わたしの扱いが悪かったとか、たまたま欠陥品だったとかの理由でなかったら……つまりコレがオリジナルの構造で不良品ではなかったとしたら、いくらパーツ交換をしてもまた起きかねない問題になっちゃう。





こういう構造の問題は苦手だ。せっかく怠け心をあらためて「お掃除しよ! 片付けしよ!」 って思っていたのに、開始早々いきなり挫折する。なんでこう鈍くさいのか。




思いを馳せていると、いろいろ封じこめていたことが浮かんでくる。


結婚したばかりのころに義母を手伝おうとして壊したもののことや、初めての冷蔵庫をお掃除しようとしたときのこと。善意に端を発していながら不本意な展開を迎えることの、なんと多かったことか。



まあね。思い出したのはいずれも20代の話だから。
それ以降は、できないという義母に代わって、取り外してあげたり填めてあげたりが上手になっていった。義母とはおたがいの得手不得手をうまく活かしあった仲だ。


ちなみに、バツイチながら義母とはいまも仲良しだ。昨日も、わたしが独り住まいなのを心配して電話をかけてきてくれた。わたしの実情をいちばんよく知っている情の厚い人だから。





雨、あがったみたいだ。




わたしの気持ちもすこし晴れやんだかな。











本日のつぶやき : たまには空を見上げよう




追記です。
さきほど来てくれた。
原因は、板バネとよばれる金属板が、既定の角度よりも曲がったため、受け皿の押さえにならなかったこと。填めたときに、バチッと音がしないのもそのせいだった。


何度か検査の人と、くりかえして填め外しを行ったが、小気味のいい音がするときもしないときもある。安定しない。


板バネがこの機能をはたすには、金属特有の、弧を描くように曲がる機能と、折れ曲がらず元にもどる強い弾性の粘りが必要なはず。手首足首の細い小柄なわたしの、たった2本指で抑えただけで、その板が支えにならない歪みを生じるのでは、今後の使用にも心許ないではないか。


検査の方も、わたしが大して力を込めなくても、数回の操作で、小気味のいい音がしなくなるのを見て、部品交換を決断してくれた。あまりクレームの出ないパーツなんですが、といいつつ、噛みが弱いのは弱いですね、と。

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