お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

老猫とイケメンファースト君💗

なんかめっちゃ寒いね。
いま、エアコンつけっぱなしだよ。


自分のためじゃなくて、ネコのため。
もう婆やなんだもん。
寒そうにしてるの、見るに忍びないしね。


お布団に入ってくれたら温かいだろうに
どうしても出てしまう。
寒いさむいリビングの椅子の下に
じっとこもっているのがいいらしい。


パウチも一日6袋ぐらい欲しがる。
それくらい食べないと気がすまないらしい。
それくらい食べさせていても、太れない。
どうやら、吸収が悪いのだろう。


だからお腹の満ちるものをあげている。


そもそもドライを食べさせると、
吐きグセが酷くて、ほとんど吐いてしまう。
後片付けも大変だけど、お腹の満ちないのも可愛そう。
なので、吐くことの少ないパウチや
栄養補助の缶詰をあげている。


きょうは馬デイだった。


むろん久しぶりの騎乗ってことではなく、
以前から何度も乗っているんだけど
なかなか書けるような状況ではなかった。


ずっとうまくいかなくて、長く苦しんでいた。
4ヶ月ぐらい経つかもしれない。
部内試合に出るつもりでエントリーしているのに
必要なことが全くできない。
そういう怖さと不安とが
ずっとつきまとってきた。



それがきょう、久しぶりにできたのだ。
そのことは、もちろん嬉しい。


だけど、もっと嬉しかったのは
レッスンが終わって
騎乗したまま、先生の話を聞いていたときのこと。




一緒にレッスンを受けた友だちの話に聞き入っていたとき。



わたしの馬のファーストくんが、
首をぐぅ~と後ろに回して
馬上にいるわたしの目を見るのだ。


「ありがとうね、すごく頑張ったよね、ありがとう💗」


声に出さず、心の思いだけでそう伝えて、柔らかなノドをなでた。
ふだんなら、タテガミ横の首あたりしか撫でられないが、
首を回してくれるから、ノドにも手が届いた。


さてと。
友だちの話に聴き入ろうとすると、
今度はファーストくん、
反対側に首を回して、またわたしをのぞき込む。


なにか、気遣ってくれてるの??
愛おしさがこみ上げてきて、
「いい子だったよ、気持ちよく乗せてもらったよ」


さらに、先生の話にもどろうとすると、また!
今度はまた最初の側から首をまわして見上げてくる。


もう極めつけに愛おしくなって、
ノドを目一杯なでてあげた。


言葉の通じないことがもどかしい。
でも、それでいて、
言葉が通じないからこそ、いっそう愛おしい。






ファーストくんには、
お正月明けの3日にとことん愚図られて、
自分はもう、まったくの初心者ではなかろうかと
とことん落ち込むほど動かせなかったのだ。


こんなありさまで、20日後には経路をまわろうというのか!?
いや、まだ時間はあるから……。


そう思いながら乗っていたけど、
来る日も来る日も、

  • とつぜんに立ち止まられる
  • 跳ねられる
  • 落とされる

の連続で、どう好意的に見ても
パートナーと言えるような関係ではなかった。


どんどん萎縮していく自分。
自信を失い、戸惑い、迷い、
乗り方がわからなくなっていく。
乗れば乗るほど、明かりを失うような日々。




そんな闇を経てきたからこそ、きょう
なんとなく通じ合えるような走りができたことに
ファーストくん自身も喜んでくれたのだろうか。



お手入れはもちろん丁寧にさせてもらった。
なんどもアリガトウとつぶやき
お顔を拭き、お腹をぬぐって、慈しんだ。



明後日の本番にも、上手くいくなんて思えないけれど
なんだかファーストくんを信じて
ていねいに乗ることだけを考えようと思った。


あらためて教えられたな。
乗馬はけっして、独りで向き合うものではないことを。







本日のつぶやき : また惚れちゃったじゃん、イケメンすぎるよ💦

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