お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

馬のやる気を削がない乗り方を


本日も、馬デイ。
しかし、ひどい目にあった。
落ちたのではない、幸いなことに。


しかし、長靴のファスナーが壊れてしまった。
あーあ。また修理に出さねばいけない。
乗馬って基本的に、
乗馬ズボンであるキュロットも
長靴もピッチピチのものを使う。
ちょっと太ったとか、ちょっとむくんでいるとか
ヤバいときに無理してファスナーを引き上げてしまうと、
パチン!
破裂してしまうのだ。


やっちまったわー💦


しかたなくクラブのを借りたのだが、
これがダボダボなのだな。
ま、事なきを得たけれど。



実をいうと、事なきを得たどころではなくて
とても大切なことを2つ教わっている。
とってもありがたかった💗



出ないときほどしっかりと握る

いつものファーストくんで、部班レッスンにでた。


最近のファーストくん、ときどきピタッと
不可解な停まりをすることがある。謎めいている。
最初はボロ(馬糞)を装ってよく立ち止まっていたが、
これを経路で許してしまうと
アベレージ6のポイントが3もしくは4に落とされる。
なので、たいていは叱る方向で乗ってきたのだが、
最近は、ボロでなくても立ち止まることが増えてきた。
むろん予測して、動かし続けるのだが……


いつもの先生に、
前に出ないときほど、しっかり握ってさらに出す
とアドヴァイスをいただいた。


ああ、そうだった💦
前にも言われていたことなのに、失念していた!!
これは誰でもそうなのだが、
前に出ないとき、どうしてもコブシを緩めてしまうのだ。
だが、そんなときほどしっかり握って出さねばならない。
これは、口の固い馬(突っ張るタイプ)には必須のテクらしい。

しっかり握って、しっかり馬を丸める。

そうすれば、馬は背中をよく使って動かざるをえない。


馬がグズるのは、身体が硬くて動きづらいからである。

動きづらいから、耳を絞ってグズってくるのだ。

そこを読み取ってやり、しっかり身体を使わせ、

なによりも馬体を柔らかくほぐしてあげれば

馬は、できる動きであればグズることも反抗することもない。

わたしの何よりもの目標! 馬体を柔らかくしてあげること!
ドンピシャのご指導だった!!


ご指導どおり、コブシをしっかり握ったまま
前に前に、と出してみた。
すぐさまグズりは収まり、リズムも整ってきて
格段に乗りやすくなった。



馬が、脚に前向きになるようにしてあげること

こちらも部班。
久しぶりにご指導いただいた先生だったけど、
厳しいことで評判。
さすがにポイントを抑えたレッスンをしてくださった。


ファーストくんで駈歩が出づらくなっているので、
そこを教わりたいとお願いしておいた。
ハミ受けのあれこれで、駈歩の扶助がおかしくなっていた。


そこで、基本中の基本を見直すことから教わる。


①手綱は、人差し指と親指とでしっかりと持つ。
 この状態で馬の口からしっかり張れていること。
②停止や減速、下方移行(駈歩⇒速歩・速歩⇒常歩・常歩⇒停止)
 するときは、中指と薬指を曲げるのみ。
③手綱はいっさい使わず、脚だけで馬体を左右に押し出せること
④馬が反応すれば、扶助をすぐに離すこと


こうして書き出してみると、
どれもさもありなんなことばかりなのだ。


だけど、基本通りできているかといえば、
タイミング的に遅かったり、


まだ薬指の力が残っていたり、
思い違いをしていたり。


ちくいち直していただくうちに、
「そう! いまみたいに馬が、脚に対して前向きになるよう仕向けてあげなあかん!」


なんていうのかな。
タイミングよくコブシを緩めてあげたり
タイミングよく脚を解除してあげたりすることで、
馬のやる気を、意欲を育んでいく……とでもいえばいいのか。


ほんのちょっとのズレで、馬がやる気を失っていく。
そんなときに、キックだ拍車だ鞭だと追い立てると
ズレがいっそう拡大していってしまぅ。


おかげさまで。
きょうは久しぶりに気持ちのよい駈歩をしてくれた。
本当は馬場の駈歩としては速すぎだったけど……
まだまだ本調子では無いんだけど。
でも、出なくて出なくて、泣きそうだった日々からすれば
目指すべき・心がけるべきヒントをいただいた。


明日も行く。
そして、きょうの教えを再確認したい。
ファーストくんのやる気を削がない乗り方を目指したい。



本日のつぶやき : きょうは心持ちあったかだったし、しあわせだった~

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