自分を正しく知るのは難しい
きょうも乗馬!
来週の例会にそなえて詰めこんでいる。
練習の成果は、なかなか充実していてよかった。
- ハミ受けの拳の使い方が「わかってきてる」と褒めていただいたし、
- 苦手意識のあった馬とも、進歩して練習を終えることができたし、
- 経路を回る予定の馬とも、よい関係を作れてきている。
そんなわけで、自分の練習面ではとても充実していたし、
仕事も無事に終えられたことだし、
きょう一日、とても幸せな日だったのだけど……。
ちょっと愚痴になってしまう。
ビジターでレッスンにくる方々の話だ。
自分たちのレベルを省みず、上位レッスンをとるので困るのだ。
うちのクラブはレッスンがいい。
だから参加したいのは、よくわかる。
だからこそ、わたしも移籍して、
倍以上の時間をかけて通っているのだから。
でも、それならそれで、もう少し周りをよく観て欲しいのだ。
自分がどんな乗り方をしているかは
友だちや仲間に見てもらって、率直な感想を確認しないかぎり、
なかなか本当のところはわからないものだ。
うかつに、自分に自信など持てやしない。
持ったところで、トンチンカンである。
すべからく芸事は
- 自分もあれくらいかな?と思う相手は、はるかに上手い
- 「下手だな」と思う相手こそ、自分と同じ
といわれている。
そんな中で、周りができていて自分ができていなければ
そしてそんなことが何度か続くのであれば、
真摯にレベルを下げるか、馬を指定して臨むべきなのである。
きょうのとあるレッスンは、
かなり大幅な勘違いをしておられる方のため
いつもより緩いレッスンとなってしまった。
わたしは乗りたい馬で、丁寧に乗ることを課題にしていたから不満はなかったが。
問題はそれではない。
驚いたことに、
当のその本人が、期待していたレッスン内容ではなかったと
先生に対して不満を訴えたらしい。
これには、心底びっくりした。
まぎれもなく先生は、
その方の乗りがあまりにも危険すぎるから、
とある項目を省いたのだ。
なのに、当のその本人が不満を言うとは?!
正直いって、あきれてしまった。
会員のわたしたちでも先生に、レッスンに口出しなどしないのに。
乗馬は、それこそ危険を伴うスポーツである。
落馬して、打ちどころが悪ければ救急車で運ばれ、
緊急手術にいたることだってある。
もうすこし、自分を振り返る姿勢をもたねばいけないのではないか。
先生方は、わたしたちの安全にも配慮してくださっているのだから。
本日のつぶやき : おのれを知ろう!