お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

オヤジよ、いまだから言いたい

今朝はもう、めっちゃ快適である!
昨夜はなんと、じつに10時間も寝倒したのだ。
日曜・月曜と、浅い睡眠しかとれなくて
おまけにこういうときは昼寝もできないので
昨夜は、眠剤を飲んで早めにお休みしたのだ。



こんなに眠ったのは、赤ちゃん以来ではないだろうか。
って、もちろん赤ちゃん時の記憶がある訳じゃないけど、
よく母に言われたのだ。


赤ん坊のわたしを寝かしつけたあと、
急いでお買い物に行って帰ってきても(一応、ばあばは家にいた)
あんたはぐうぐう寝付いてたので助かったと。
ぐずらず、いつもよく寝る子だったと。
  なんて、親孝行なワタシ💗 ← 自画自賛ならぬ絶賛!
  姉とちがって、宿題もサッサと済ませる子だったし(˶′◡‵˶)



じつは帰国子女である

じつは帰国子女で、8歳~11歳まで現地校に通っていた。
帰宅の遅い父を待たねば、宿題もできなかったから
子どものころでも就寝は、よくて11時。
ひどければ深夜2時ごろ起きて、父の帰宅を待って宿題していた。


というかオヤジよ。
仕事の都合で、子どもが苦労している現実に気づかなかったか。
家庭教師をつけるとか、たまには飲んで帰らず相談に乗るとか
そういう配慮はなかったのか(怒)
おかげで、児童期からわたしは神経性腸炎で
毎晩のようにお腹をくだして下痢してたんだぞ。


いまさらながら、分骨してもらった骨壺にいいたい。
当時の私の代わりに、説教してやりたい。
ちょっとここ座れ!
いまの私の方が、歳上だからな(。・ˇ_ˇ・。)


いまのご時世なら日本人学校も各地にあって、
そんなに苦労することはないかもしれないケド
当時はまだそんな整備は整っていなかった。


もちろんわたしも日本人学校には通っていたが、
それは土曜だけのお話だ。
現地校がお休みなので、午前中だけ、
日本語を忘れないよう国語だけをやるのだ。


ところが。
日本人学校の3年のときの担任が、
午後から算数をするからおいで、と声をかけられた。
なので、午後からは算数の勉強もさせられた。


それが、また凄い。
算数の問題集がじつに9冊あった。
一冊が薄いとはいえ、9冊を積み上げた経験はおありだろうか。
その9冊の、関連問題の番号にひとりひとり印をつけてやってこいと仰る。
塾生は6人くらいいたかなぁ。
6人×9冊=54冊ぶんの印を付ける先生もたいへんなご苦労である。
※これを9×6としないとバツにする先生もいるらしいが、アホらしいので無視!


計算なら、こなせばいいだけだが、
応用題となると厄介だ。わからんのだ。
3時間にらんでいても、わからんものはわからん。
なんとか苦労して回答をひねり出しても、
母も、じつにご無体なのだ。
間違っていたら全部消させて、1からやり直しを命じた。


3年~5年生だぞ?
そんなに何時間も勉強するものか?
お受験するわけでもないのに.。゚*・(PД`q )・゚*。.


母の教え方もまた酷かった。
小数点の掛け算で、「小数点をとって脇に置く」というのだ。


「なぜ小数点をわきにとっておけるの?!」
泣いて泣いて、無茶いう母に抗議したが、
肝心かなめの理屈----すなわち、
「100を掛けて、後で100で割る」の説明を
すっとばしてしまえる母には、まったく通じない。
子どものほうが、よほど論理的に考えている。
ここでまた、自画絶賛しておこう。
でないと、メンタルにもたない。


さきほどの担任は、国語の宿題もすさまじかった。
3年のときの担任である。
なのに夏休みの宿題で、3年の教科書の上巻だけでなく
2年のときの国語の教科書上・下まで指定して、
原稿用紙に 
 ❶新出漢字をすべて書き順を1個ずつ書き進めて、
その後3行分ずつ練習する
 ❷新出表現である「のんびり」とか「ゆらゆらと」などの
言葉を使って短文を書く
ほかにも、読書感想文とか絵日記もあった。
超絶スパルタである。


アメリカ現地校の夏休みは、2カ月まるまる宿題ゼロ。
なんなんだ、この差はいったい。


当時のわたしの愉しみといえば、偶然テレビで見つける
Bugsbunny や Tweety , Tom and Jerry などのアニメを見たり
日本から1か月遅れで届くマンガ本や
母の友人が貸してくれた本を片端から読むことと、
夏休みに1週間ほど父が連泊させてくれるドライブだった。
友だちと遊ぶ……なんてことは自分の都合ではできない。
広いアメリカだもの。一切なかった。


     

  番組表もなかったから、偶然見つけるしかなかったね



帰国が決まって、るんるん気分で通学したらしたで、
今度は、なんにも習っていない
社会・理科・音楽・書道ほかでアホ扱いされる。
「兵」と「丘」と「岳」の違いもわからない。
関市が、刃物の町であることも知らない。
とうもろこしを埋めたら、一気に芽吹くことも。
いきなり作曲させられる。
ピアノをやっている生徒は伴走まで付けているのに。
自尊心が、低空飛行しまくっていた小学校時代だった。



それが、中学に入って気が付いた。
な~んだ。
ちゃんと日本語で教えてもらえれば簡単じゃないか。
順序だてて教えてもらえたら、理解できるじゃないか。
ろくに勉強しないで判らないとか言ってるのって、なんなの?
※後年、器質的な問題で苦労するケースがあることも知る。



だからかもしれない。
あのどん底のしんどさを味わったからこそ、
いま、打たれることに図太くなれている。
自分で、ことの因果関係を説明できることが有難い。
判らなければ調べる術だって身に付いた。
自分に力を付けることが、生き延びる術だとよく判る。


塞翁が馬
なにがどう転じるかは判らないよね。



本日のつぶやき : 他のこと書くつもりだったのになぁ

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