お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

身の丈を知らねば痛い目に遭う

鼻が痛い。
じつは昨日、自分のアブミが顔の真ん中に落ちてきた。
われながら、じつに器用な怪我をするものだ。


低い鼻がいちだんと凹んだ……。
とおもったが、逆に、コブになっている。


さわってみると、コブのおかげで数ミリ高くなったwww 
位置が左によっているから、今度は右側をねらって打ってみるか!?
なーんて、アホなことを言っている場合ではない。



アブミというのは、けっこう重たいものなので、
馬も人も怪我をしないように注意して、
ぶらぶらしないよう、鞍のうえで固定しておくのが常である。


輪になるアブミ革だと、アブミそのものを高い位置で固定できるが、
わたしのは1本革のため、シートの上でクロスしてかけておく。
つまり、右側のアブミは左側にまわし、
左側のアブミは右側にまわしてかけておく。
1本革のばあい、これ以外に、ぶらぶらさせない方法はない。


このかけておいたアブミが、なぜ顔のど真ん中に落ちて来るのか。
ここに、またチビゆえの不幸がある。


たとえばだ。
例の600キロ級の大型くんに乗る場合なら、
有無をいわさず、脚立をつかう。
もう全然・まったく・お手上げなくらいに背中に手が届かないからだ。
ムリな挑戦など、試みさえしない。
騎乗するときにだって、脚立に乗ってもアブミに足が届くか?
という高さなのだ! ここはもう、よいしょっと気合で足をかける。




閑話休題
違った。話は、
「なぜ顔の真ん中にアブミが落ちてきたか」であった。


きのう、乗った馬はそこまで高くはなかった。
でも、べつに小ぶりでもなかった。
ふつうなら脚立をつかわなくても馬装できる高さだ。


なので、使わなかった。


しかしいつも以上に気合を入れて、
丁寧にていねいに準備しようと心がけていた。


馬の背中に負担がかからないように。
注意深く、用心して位置を決め、
下に挟むゼッケン類がずれないように、気を付けていた。



鞍を、ぽんと載せるだけならアブミは落ちてこない。
が、注意深く用心して載せようとしたがために、
わざわざ鞍を傾けて、そうっと馬の背に載せてあげようとした……
チビのくせに無理をした。






ガツン!


向こう側にまわしていた手前のアブミが、重力に従った行動をとった。


       

    

 ずぅぅぅぅぅぅぅんうんうんうんうんうん




涙目になりながら、しずかに耐えた。


ワサビに泣く、あの「ツーン」が、
骨太にリニューアルされて、脳天を刺激してくる……💦


あ。あ。あ。あ。あ。




痛うござる。




文字通り、身の丈を知らねば痛い目に遭う話であった。






そういえば、中学生くらいのときに、下を向いてもくもくと歩いていたら、
電柱がケンカを売ってきたことがあったな……。
あれも痛かった💦



        
幸い、けっこう頑丈にできているおかげで、
これといって病気らしい病気こそないが、
おっちょこちょいで、そそっかしいがために、
どうにも生傷が絶えない人生である。



馬もさることながら、
もっと自分のことこそ労わって用心してやらねば。
一個しかない身体なのだから。






本日のつぶやき : over 50 にもなって、こんなドジも珍しいか。

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