お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

感覚をとりもどしつつある--乗馬

馬に乗ってきた~^^*


ようやく初級レベルのことは身体が感覚を思い出してきたようで嬉しい。
どうしてそう言えるのかというと、いくつか理由がある。



      


筋肉痛の緩和

復帰当初の筋肉痛たるや悲惨だった。
それが徐々に楽になってきてはいたけれど、それでも先週は、
その前の金曜の疲れが引かないまま月曜に突入していたものだから、
月曜の乗りにもその脚の疲れが出ていて、燦燦たるものだった。


それが一週間後のきょうは、すでに金曜の疲れそのものを感じなくなってきている。
なので、きょうは2鞍とも満足のいくレッスンになりえた。
身体が、こんなにも早く順応することに驚いてしまう。



正反憧がしやすい

馬が、二拍子のリズムで走る歩様(ほよう--走り方)を速歩(はやあし)という。
これは振動が大きいので、慣れないうちは軽速歩(けいはやあし)といって、立つ座るをくりかえして馬の反動を逃す。ただ、もう少し慣れてくると、ずっと座って乗り続ける正反憧(せいはんどう)という乗り方も練習しなくてはいけない。


これが、始めたばかりのころだとお股が痛くなる。何をどうしたらいいのか、身体の使い方がさっぱりわからないから当然なのだ。


それでも、わたしも二級をとる練習をしていたころ、別の先生から「だいぶ姿勢が良くなりましたね」と褒められるようになった。この先生が審判を務められるのだから、褒められると大変に嬉しい。で、そのころには不思議なことに痛みはなくなっていた。おそらく、①鐙(あぶみ)を踏む力、②内腿で鞍をはさむ力、③上体の使い方、それぞれの使い加減がマシになってきて、衝撃を上手くいなせるようになってくるからだろう。


そして、きょう、その感覚をかなり思い出してきた。そもそも、こぶしの位置・脚の位置・上体の姿勢に、先生からの指導がとんでこない。意外なことに。たぶん、出ているのは初級なので、これが中級レッスンだと、もっと要求水準は上がるので指摘されるのだろうけど。(いまはリハビリのため、初級しか出ていない)



まったり駈歩ができた

きょうのレッスン内容はどちらも駈歩(かけあし)である。
タタターン・タタターン・タタターンと、乗馬を始めるや、みんなが憧れる三拍子の乗り方だ。これ、前のクラブでは出れば OK みたいな雑で低レベルな話だった。


だが、いまのクラブでは、中級(といいつつ半上級)となると、歩幅を抑えながらもしっかりした駈歩ができることが条件である。気持ちよく楽に乗れるのは、あくまでも速い駈歩。腹筋と背筋とを使って、馬のパワーを抑えながら乗り続けないといけない。
きょうも力強い馬を当ててもらったけど、幸いなことに、どちらも「それ以上は速くならないように!」といわれる速度を保って乗れた。


二頭クリア。まだ駈歩レッスンをいくつか予約しているから、そのどれもで、まったりができれば、中級へ戻る許可が下りるかもしれない。急ぐ気持ちはないけれど、休会する直前まで練習していたハミ受け(段階的に獲得していく技量だと思うので、上手く説明できない💦)の練習をしたくてしかたがないのだ。楽しかった。早く戻りたい。



復帰したばかりのころ、なにも上手く乗れず、先ほどの審査員資格をもつ先生が「経路も回っているレベルですから感覚はすぐ戻りますよ」といってくださったのだが、そのときは駈歩すら出せねー深刻に情けない状態だったから、あのときのあのお言葉が、安っぽい気休めではなかったと判って、本当に安堵した。



自己分析ができる

かつて通ってきた道だから、何かが上手くいかなくても「原因」を自分なりに考えて先生に確認すると、「その通りです」というお答えがある。それも実に嬉しい。


自分なりに内省して、先生に確認し、それが正解であれば、やるべきことは明確だ。
そして、やれば「できる」のだ。
知っているから。
やってきたことだから。
ああ。嬉しい!


なんとか10カ月分のロスをとり戻せそうだ。





本日のつぶやき : 苦労したことほど、思い出すと早く取り戻せる

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