お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

馬に教わり、筋肉痛に教わる

すがすがしい! きょうはお天気がいいね☼ 
それだけでなく、ぐっすり眠れたという実感があるからかな。


2日まえの金曜の夜は、久しぶりの乗馬2鞍で、
身体のあちこちが芯まで疲れていた。
こういうときは、眠くて眠くて仕方がないのに、
なぜかストンとおちるタイミングを逸すると、
もう一気に眠れなくなってしまう。


翌日の土曜は、朝からたっぷり仕事があるというのに、
一昨日は、午前4時過ぎまで眠れなかった。
そして、6時半起床。(土曜の話ね💦)


なぜ眠れないのか。
乗り方を反芻し、反省したり回想したりして脳が過剰に反応しているからか、
全身の筋肉が疲弊して、重こそばゆい感覚がしてむずむずしてくるからか。
その両方のせいなのか。


その証拠に、昨日の夕方あたりからじわじわと筋肉痛になる。
遅れて起きる筋肉痛を、齢のせいと考える人がいるけれど、それは違う。
いまだ明確なメカニズムは解明されていないようだけど、
実感からいえば、むしろ筋肉にかかる負荷の重度・軽度と、
その持続時間の長さに関係している気がする。
じわ~っとかける負荷が長ければ長いほど、
痛みもじわ~っと起きてくるかんじ。





乗馬というと、乗ってるだけだから楽でしょと思っている人が多い。


他人事ではないが、とんでもない誤解だ。
あれは立派なスポーツなのだ。
1時間あたり400~500キロカロリーを消費する。
これは、軽いジョギングを同時間こなすようなものだ。
一日をクラブで過ごせば、1000キロカロリーは軽く動くことになる。
走ってる馬もしんどいだろうが、乗ってる方だって息が弾むほどキツイのだ。
なので、10~15分ごとに休憩をはさむことが多い。
(じつは馬には大した運動ではないが、集中がつづかないので休ませる)


乗馬のなにがそんなにキツイのかというと、
揺れる馬上で、
自分の身体の安定を、バランス感覚だけで保つことに
全身の筋肉を使うからなのだ。
ふだん意識したこともないような深層の筋肉をかなり使っている。
先生方はみな細身だけど、体幹がすばらしくよい。



筋肉痛を嫌がる人は多い。


けれど、わたしにしたら、
ああ、きのうはココとココをしっかり使ったんだな……
と振り返ることのできる、いい反省材料のようなものだ。
肩や首が痛ければ、よけいなリキミが入っていたことになる。


いまの自分の痛みはどうか。

  • 内転筋(内腿の付け根)
  • 上腕筋の後ろ側(振袖といわれるところ)
  • 上腹筋と背筋(咳をするとたまらない!)

どれも、乗馬で本来使うべきところに痛みが出ている。
これからすると、金曜の乗り方はさほど悪くなかったはずだ。


一日に2鞍・3鞍と乗ったりすると、もう翌日は歩くのもギクシャクである。
休会する以前の自分の身体は、腿のあたりがカチカチに硬かった。
いまはぷよんぷよんである(T_T)
速く戻さねば! 




本当いうと、クラブが再開されても、なかなか予約せずに足が遠のいていた。
昨年、馬場2級ライセンスを取得しているが、
住まいだけでなく仕事場もともに転宅する必要があったので、直後から休部した。
新春に復帰しても、なかなか以前の感覚がつかめなくて、正直いらいらしていた。



以前のように乗れない。感覚が戻らない。


それが怖くて、辛くて。



落ちたこともあるが、不思議なことに、
馬上にいることを怖く思ったことはない。
だけど、上手く乗れなくなったことが怖かった。


それが、金曜に乗せてもらった馬のおかげで、いい感覚がすこ~し蘇ってきた。


ああ、そうだ。
こういう座りだ……この感覚だ。
それを自然に思い出させてくれた。



わたしは大きい馬が好きだ。
踏み台に乗らないと、お手入れも馬装することもままならない。
それくらい体高の大きな馬の方が、乗りやすく感じる。
これも、人それぞれに好みがあるらしい。



乗馬は馬に教われ、といわれている。
馬に心をそわせて、乗らねばならない。
馬の思いに、気づかねば乗れない。
馬が信頼をよせるリーダーにならねば、馬には乗れない。



信頼される存在になりたい。





本日のつぶやき : あの子にまた乗りたい💗

×

非ログインユーザーとして返信する