お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

良い歯医者さんはどこにいる?②

きのう、急にわりこませてもらった歯医者さんに行ってきた。
例の、奥歯の歯が一部、欠けてしまったからである。



以前に前歯が欠けたときにも、急に、
割り込ませてもらったことのある先生である。



結論。


この先生は、わたしには当たりかもしれない^^*



     




イイかも!?の判断基準

これまで疑念があった歯医者さんは、
出会う前からレントゲン室送りにされた。
歯の様子や口の中を一瞥することなく、
うむをいわさず、レントゲンありきだった。
年に一回は「撮る」のが慣わしだった。


しかーし。
この歯医者さんは、いきなり診察台の上である。
わたしが予約の際に、
「歯が欠けたので、できるだけ早く診てもらいたい」と
お願いしておいたので、要件はご存じである。


レントゲンの「レ」の字を聞くこともなく
治療が始まった。


「あー。虫歯じゃなく、歯にひびが入って欠けたんですねー。
それで噛むとちょっと痛かったんだ。」


そうそう、そうなんです。
コクコクコクと頷いた。



フロスをしてくださる。引っかかって切れる。
「いつもフロスすると切れるんです」とぼやく私。


「うーん、このくらい固く隙間が無いのがいいんですけどね。
隙間がなくてひっかかるなら、下から片側へ抜いてくださいねー」


そうなのか。
でも歯と歯の下には隙間があるから、モノが詰まるんだけど。
でも、ひとつひとつに明確な応答がある。


そのうち、セロハンを取り出された。
隣の歯との隙間がなくて、セロハンが入らない。


「あー。このセロハンが入らないと、(欠けた歯の治療に使う充填剤が)
隣とくっついてしまうんだなー。これは被せをとらないとあかんなあ」


もともと、被せは取るんだと思ってきたので、了解である。
コクコクコクと頷いた。


ちゃっちゃっちゃーと治療は進む。
金属を外して(このとき勝手に麻酔かけられるのも嫌だ!)
噛み合わせの型を、上をとり下をとり、最後に穴をとる。
この間、20分くらい。


治療を受けながら、考えていた。
レントゲンの映し出すやつはどこにあるんだろう。
前の歯医者さんだと、頭の上にモニターがあったのだ。
それがここにはない。



型待ちの間に、隣に座ってらした方の治療に入る。



このとき、出た! 
レントゲンの出現である!
送信データではない!
先生が、器具置き場のまえにあるスタンドに
手で写真をはめ込んでいる。
めっちゃアナログ~!^^*


お隣の方がさきに来られていた患者であるが、
どうやらレントゲンの現像のためか、待機だった。
先生じっくり眺めて
「うんうん、いいかんじですねー。うんうん、こーだしあーだし」


おおー。
いままでの先生たち、ポーズですら
ろくにレントゲンに見いることもなかったぞー。




とまあ、こんな感じで
予約時間からわずか40分ほどで院を出た。


はっきりいって、設備は古い。
院内も、あちこち壁紙が古くなっていて、垢抜けない。
たぶん何年も前に、前歯の治療に入ったころと変わりがない。
いまは当たり前になっている個室でさえない。
2人一緒の相部屋だ。となりの治療が丸見えである。
プライバシーなんてものはない。
小さい音でかすかにラジオが鳴っている。




まえの歯医者さんは、頭上にテレビがあった。
これが、わたしにはウルサかった。
本をもっていってても、テレビが鳴っている。
サービスなんだろうけどなぁ……。
目の前にあるから、嫌でも目に入る。
そして、治療が始まると、
そのモニタに、データ送信されてきたレントゲンが投影される。
ハイテクだった。




パッと見なら、ハイテク個室がいいにちがいない。
でも、なんとなくわたしは、
この垢抜けないアナログ歯医者さんを選ぶことにした。
ここはオンラインさえ整っていない。
ほんとアナログなのだ。


これがイマイチだけど。
だって、スマホから電話するとスケジュールが見えないんだもの💦
でも、設備費用が掛かっていないからこそ、
減価償却は完了しているだろう。


以前にしてもらった前歯治療のときも、
いっそのこと変わろうか……という思いがよぎっていた。
でも、前の歯医者さんでずっと定期検診していたのに、
さしたるトラブルなしに、いきなり乗り換えるのはためらわれた。
それで、致し方なく。


でも。
必要な時にしかレントゲンは撮らない。
そこが、なんか気に入った。
いまこそ、ご縁の始まりだな。




本日のつぶやき : なんとか次の歯医者さんが見つかってヨカッタっす。



追記
予約時間に入ったとき、ひとり受付で、
「こちらに変わろうかと思っていて……」と話している患者さんがいた。
お仲間である。

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