お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

新しい家に引っ越した③

難しい。ホント難しい。

一日をいちばん長く過ごすのは仕事場もかねた一階だ。必然的に、パソコンやプリンター、複合機をそばにおく。定期的に息抜きもしたい。また好むと好まざるとにかかわらず、水回りはすべて一階にある。つまり、飲食もそこですることになる。必然的に、テレビやビデオを始めとする娯楽機器もおく。結果、とても手狭になってくる。


ところが、二階には三部屋ある。わたしが本当に必要としているのは寝室だけ。
納戸として使えるのはありがたいが、無駄に広々とする。


いちばん日当たりが良くて居心地がいいのは二階の南。夏なら暑すぎるが、いまは明るくて気持ちがいい。そこをくつろげるようにしようと思うと、椅子やテーブルが欲しくなる。カーテンはオーダーしたけど、断捨離すべき世代のわたし、どこまで取りそろえるべきか問題だ。


友人たちが、落ち着いたら呼んでね! といってくれている。
早くお呼びしたいところだが、一階はすでに、もう一人だれかが立つだけで圧迫感がある。フロアに座り込んだとしても窮屈だ。二階でくつろぐしかないよなぁ?


ううう。迷う!



日本に限ったことかどうか知らないが、一般的な家屋のほとんどは、家族を想定した造りになっている。だから、わたしのようなおひとりさまに見合う家はない。


「ワンルームマンションがあるじゃないか」
というツッコミがありそうだが、仕事がら、どうしても一軒家でないとムリだ。
いろいろ制約があってココにした。


いまさら不満をいうつもりはないんだが……
毎日、どうしたらもっと過ごしやすくなるのか……と思い悩み、日が過ぎていく。


これでも入る前に、上り下りも憂鬱になる急勾配の階段のほか、かなり手直しをした。もうあとは家具やカーテンといった中物で「くつろぎ」を演出するよりほかにない。


実際、転居後ひとまずの片づけが済んだばかりのころは、数時間ほど仕事をしたら、とにかく買い物をするとか外食するとかで気分転換を図らないと、息が詰まりそうだった。


ちゃっちゃっちゃーと形にするのは苦手で、じっくりじんわり整えていくタイプだから、急ぐべきではない。断捨離も、ひっこしの日取りという制約が無かったら全然進まなかったはずだし。それでも。


まだまだ捨てないといけないものがある。
そう思ってきのう、「ひとまず突っ込んだ」から伸展して「収納するつもりで入れた」はずの押入れの中の収納ダンスをもう一度かきまわし、整理しようとした。
けど……撃沈した。


延長コード何本あるの!!?
と思いつつ、タコ足延長をそのまま納めてしまった。ルータも3個あったぞ。電波の入りにくい部屋にブリッジとして使っていたからなぁ。見なかったことにした。
あかん。思考回路が断線している。断捨離・落第の典型だ。


プリンターの消費期限切れのインクこそ捨てよう。プリンターが故障してるからだ。なのに持っていた。本体は燃えないゴミに出した。思いきれた自分を褒めてあげよう。でも、後日に同じ機種を買おうか迷っていたのだ。が、しかし。インク代が嵩むタイプはもう辞めたい。


ただインクの販売元が、容器を再利用したがってる。だから送り返さねば。
こんなふうに、ササっとゴミに出せない気質も、手間どる理由のひとつ。わかっている。


本木雅弘のNスぺをご覧になった人には伝わるかもしれない。
ぐじぐじ考える自分と重なった。いや。誤解の無いようにいっておくと––書いておくと––わたしは決断は速いぞ。それに、あんなに手ひどく自己否定もしないぞ。自分にあまいから、そんな否定し続けるなんて無理だ。しんどいことできへん。




なにもカタログみたいな部屋にしたいわけじゃない。
落ち着けたらいいだけなのだ。なのに、そこんところがこんなにも難しい。


悶々はまだまだ続きそう……







本日のつぶやき: 生きるとは、悶々の連続である








申し訳ないから、ちょっとお花でも見てお帰り下さーい。

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