お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

たっぷり潜ってみたら気持ちいい

本日の瞑想22日目。
きのうと今日、たっぷり一時間ずつもぐった。


きのうは居眠りまじりだったけど、
きょうはしっかり睡眠をとったおかげで居眠りはなし。
ただし、馬のことを考えすぎて雑念はなはだしい。


30分が経過したころにいい感じで深くなったので、
さらに延長してみた。

  


いい感じになってきたころ、
その意識の状態について1つ思い出したことがある。



半覚醒のときと同じ意識かな……

30代のころドイツに一年滞在していた。
英語しか話せなかったので、語学学校に2か月入ったときのこと。
当時のクラスは、初級レベルの最上位が2クラスあったが
A クラスは4技能と文法が安定しているバランスの良い人たち。
B クラスはバランスの悪い人たちが集められていた。


ぺらっぺらに話すくせに文法がゼロというイスラエル人や
発音する単語すべての末尾に母音がついてしまうイタリア人、
聞取りがことごとく苦手というカザフスタン人など
なにかと苦手意識をかかえたクラスメートばかりいた。


わたしなんかは、独学で文法は抑えていたから、
書く方はOK ながら、聞く・話すがゼロだった。
 語学学校に入る前にドイツ語の家庭教師を頼んでいたが、彼女は
 わたしと英語で雑談するばかりで皆目レッスンをしない。
 文句を言うのもはばかられたので、
 わたしは200個くらい独文を書いて添削してもらった。
 英語から転用できる文法も多かったので、初級レベルならOK だった。


そんなクラスで、口頭発表が課題となって出された。
何を話そうか……。
お題を考えたら、どうしても渡独直前に体験した
「マインドコントロールについて」
しか思いつけない。
それ以外のテーマでは意欲がわかないのだ。



しかし。
日本語で話しても難しいのに、はたしてできるのか?
とにかくひたすら、毎日このレポートに向きあった。
ほぼ一か月。毎晩のように、書きまくった。
一度だけ、担任の先生に添削してもらう。
20字40行の A4用紙3枚という大ボリュームになった。
覚えられるわけがない! 



話の前置きがやたらと長くなったが。


こんなふうに書きまくっていた翌朝のことだ。
毎朝のように朝陽が射しこんできて、教会の鐘の音が聞こえだす。
そういう、半覚醒になっているころのこと。
じぶんで目が覚めているのかまだ寝ているのか、
よくわからず、まどろんでいる状態だとおもう。



ふと気づくと
頭の中で、がんがんにドイツ語がながれていた。


「うっわ~ ドイツ語がながれとる~!!」
「これはわたしか!? レポートの内容やん! 話しとるやん!!」


ドイツ語のながれる一方で、日本語でツッコミを入れている。
さすがに関西の生まれだ。
ボケとツッコミが両方できる💦





という冗談はさておき––––


きょうの瞑想は、そんな半覚醒に近かった。


ひさびさに感じた状態だったなぁ。
寝落ちしそうな眠さはなくて、意識はしっかり起きている。
でも気持ちよくて、とっても集中しているかんじだ。
いつも、あんな精神状態に入れたら、いいなあ。


下腹部と恥骨のあいだに意識を落しこむといいみたいだ。
※合気道の心身統一合氣道会・藤平信一さんのビデオから




長くなってしまったから、
そのレポートがどうなったかは、明日の記事にしよう。



本日のつぶやき : 判らなくても続けていると判ってくるものがある。
それは、馬も同じだ。

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