お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

劇的な変化をあじわう ②

承前 
よって、こちらからお読みください。


ひさしぶりの充実感を得てレッスンを終えると、
いっしょに出ていた友達が、
「めっちゃよかったなぁ💗」と共感する思いを吐いた。


わたしよりも数段さきをゆく人だから、
彼女には習得済みの技術かとおもいきや、
それでもあの感覚を体得しきるのは難しいらしい。


いつもはお昼ご飯もクラブでささっと済ませるのだが、
きのうはランチに行く約束をしていた。


近場のカフェで食事をしながら、
それまで「歩度を伸ばせない」と悩んでいた小股くんなのに、
トップギアに入った走りをしてくれた~とご報告していたら
後半、真後ろにいた彼女も、その変化に気付いてくれていた。



(コロナ禍だけど……💦)
ご飯を食べながら、
いま味わったばかりの感覚を反芻しながら
ああなのか、こうなのか、
どうしてこうなるのか
ああすればどうなるのか
あの馬は、この馬だと、
今度はああしてみようか、こうしてみたらどうなるだろうかと
話はとことん尽きない。


ランチ後には、初級クラスのレッスンを見学しながら
また、感覚を反芻しながら、疑問を交わしあう。


お尻が跳ねる座りは、
いわば鞍とケンカしているようなものだけど
さきほどの快速速歩(はやあし)の座りなら、
鞍とともに前へ前へと運ばれていくような痛快感がある。


それも、足をひねってカカトで脚を入れるような苦労もない。
足でも脚でも、自分の動きが大きくなればなるほど、
騎手の身体は不安定になる。
鞭だってつかえば、拳が動く。


それが、ほんの少し腿に力を入れるだけで、ぐわっと馬が進む。
なんなのだろう。
この違いは。


そういえば、同じ先生に、以前に言われたことがある。
上手くなればなるほど身体は疲れなくなるのだと。
筋力が付くのもあるけど、使いどころが判るからなのかもしれない。


馬とてそうかも……。
馬の動きのエネルギーが、
ムダに、上下動に逃げるから乗りづらい。
そのエネルギーがすべて前に、推進する力にうまく集約できるなら、
反動は少なくなり、とうぜん乗りやすくなる。
※競馬の走りは襲歩(しゅうほ)というが、揺れはほとんどないらしい。


そして。
つぎはその前進エネルギーを上手く抑えこんで、
それをしっかり鞍に押し返す技量を身につける。
それができれば、うまく循環するエネルギーになり、
次のステップに入れるはずだ。


調子こいて、前に前に進めている場合ではなかった。
馬の前に壁を築いて、鞍に押し返す練習をしなければ。



    

                            the circle of aids 




本日の二度目のつぶやき : 薬物中毒のようなもんだな……乗りたい!

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