お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

近寄ってはならない人


きのうは久々にまた、どん底のネガティブモードに叩き落された。
まいった💦


ずっとポジティブに成りきっていたつもりだったのに。
45分ものネガティブ攻撃のせいで、一気に転落・粉砕骨折しちまった。


これはいけない。
すぐさま挽回のためのポジ瞑想したし、
仕事を終えてから就寝まぎわまで瞑想しまくったが
だめだ……引きずり込まれる。かんたんには復活できない。


いつもなら瞑想で、あまり雑念がわいてこないのに
気が付いたらネガティブシーンを回想してたりして……。
違う! ちがう!
なにやってんだ! そうじゃないだろう!
回想してどうするんだ!!
これではネガティブ刷込みをしているようなもの💦


時間をおいても回想されてしまう。
これは根が深い。
どれほど強烈なんだろう、あのネガティブパワー.。゚*・(PД`q )・゚*。.


かつては、とてもお世話になった人だから、
わたしはこの人に、決して負の感情を抱いていない。
むしろとても感謝している。
なのに!
どうしてこういう展開になるのか。
謎だ。


わたし以外にも、同様の被害に遭っている人はいる。
決まって同種のターゲットが数名いるのだ。





わたしは、日常的にはけっこう図太くて強い。
へこたれない自分を自負しているのだけど
特定の場面になると、とても弱くなる。
その弱い部分の強化に、いま挑んでいる。
だがふと、気がついた。


もしかしたら……
この「へこたれなさ」が、このネガティブ天敵には
アダをなしているのかも
しれない。




どういうことかというと……


毎度、この天敵には完敗させられる。
だがいくら完敗させられても、
わたしはこの人に悪意を抱くことができない。
心の底では感謝しているからだ。


この、悪意を抱けない心情を察知している相手は
自分の優位性・有能性をめいっぱい発揮したいときに
一本吊りしたターゲットを叩きのめすことで本懐を遂げる。
立派に仕事をやりぬいていることを、周囲と
ほかならぬ自分自身に得心させている。
その実、ほんとうは自信がない状況にあるからだ。
それは、その場にいたわたしとて実感できる状況だ。
ご本人が、その状況に強いストレスを感じている。
そのストレスをフルパワーで放つ矛先が、ターゲットなのである。



どうやら、自分と相手の組み合わせが悪すぎる。
これはもう「近寄るな」レベルの対象に違いない。
いいかげんにパターンを認識しなければ!


進んでいるとおもっていた歩みが一気に巻き戻された。
もはやマイナスからの再スタートだ。



あれは近寄ってはならない天敵だ。
それを学んだのだ。
いいきっかけと学びをもらったのだ! 
もう近寄らないことにする。
断じて!!



   


この本を読みたくなった。
借りてこよう……。




本日のつぶやき : 早く切り離してしまえ!


瞑想とサーフィン三昧の週末



昨夜から今朝までひたすら瞑想三昧していた。


いろんなノウハウがあって、どれがなんだか混乱の極みながら
いろいろ試してみたし、あちこち検索して読みまくったし。


それでも。
いつものやり方が一番しっくりくる。
これなら20分くらいはすぐに経つ。
気持ちよいので、
一時間くらいやろうと思えばやれないこともない。


わたしの人生後半の日々の半分は、おそらく
脳・メンタリティ・馬・英語
を Key としたネットサーフィンで成り立っているが、
このどれをとっても、気が付くと瞑想がからんでくる。


40代から瞑想とは、付いたり離れたりの日々だった。
ちょっと関心ごとがよそに移ると、
そちらにのめり込んでしまうので日々の習慣から外れてしまうが、
しばらくすると、周り回って「瞑想」というフックに吊り上げられる。
やはりこれは、わたしの人生に必要なファクターなのだろう。
いいかげんにこれを認めて、
生活の中枢に据えるべきなのに、ぐずぐず先送りしてきた。



昨夜は、YouTubeに挟み込まれた広告につられ
海外のとある学習システムに申し込んでしまった。
瞑想を取り入れながら、一種の能力開発を試みるものだ。
ああいう広告はたいてい、スキップできしだい削除してきたのに💦
馬で大成したい強欲のせいで、ひっかかってしまった。


懐疑心旺盛なわたしなのに。どうしたんだ!


やはりね、相手は巨大ビジネスだけに
語りがじつに魅力的だったのよ~💦
ポチっと消せないほど、引き込まれるものがあったのよ~。


海外システムで、
日本ではまだマイナーなせいか日本語version は無いのだけど、
最近、生の英語を聞く機会があまりなかったから、
よけいに食指が伸びてしまったのかもしれない。


まあトライアル15日内であればキャンセルできるので、
慎重に評価しようと思っている。
あとでいろいろと検索かけたら、微妙な記述も目に付いた💦
上手くしたもので、レビューの類いに悪いものがないのだけど。
片端から削除してるんだろうか。
巨大ビジネスになっているのは調べるまでもなかったけど。





それはともかくとして。


もっと安全で健全に瞑想について考察したサイトを見つけた。
玉石混交の情報サイトが乱立するなか、
深みのあるサイトを見つけるのは困難だけど
この方のは、なかなかに奥が深いし、読み物としても面白い。


 たとえば、マインドフルネスを称して、
 ヴィパッサナーやサマタと違って宗教色が薄いとか論じているサイトもあるが、
 「あたり前やないか……」である。
 宗教色の濃い瞑想法から宗教色を排したものがマインドフルなんだから。
 こういうトンチン解説は、表層的な解説どまりと見なしてスルーする。



著書はドクターである。さすがに聡明である。


というわけで数ヶ月ほど真面目に取り組んでみたのだが、結論からいうと瞑想は物凄く面白く役立つアクティビティであり、この厳しい社会を生き抜くために強くならなくてはならない人にたいへん役立つツールであると確信を持っていえるようになった。

わたしも半年ほど毎日つづけていたことはあるけど、
こんなに深く、書物とからめて考察までしていないので
この方の記事は大いに参考になる。



 おまけに、当時の自分の瞑想は、
 ヴィパッサナーをやろうとして(書物は読んだ)
 サマタもどきからアプローチしつつ
 マインドフルのようなサマタのような自己暗示のような
 わけわからん状態だったに違いない。
 それでも当時の元オットに、
 「わっ!! そこにいたの?!」と驚愕されたほど
 存在を消していたこともある。
 また、鬱にちかいメンタリティから元気にしてもらったのだから
 我流だろうが頓珍漢だろうが、やってみるに越したことはない。



この方の記事を読んでいると、自分もまた
この書籍の山をいっしょに辿りたくなってくる。
なってくるけど、読めんのだなぁ💦
最近は乱視がことのほかひどくて焦点が合いにくい。
老眼は無いみたいでスマホはいまも極小なのに
書物の文字は、大きくても小さくてもボヤけてくる。
不自由だ。 Audible にならんかなぁ。



あちこち意識が飛んで、
雑感いりまじった書き散らかしになってしまった。
もっと心を落ち着かせて、整えねばなりませぬ。
なにとぞご容赦を。


ではまた、瞑想に戻りませう。
イメトレもせなあかん。



本日のつぶやき : 独りぐらしのゆえの極楽タイム❤



一歩また一歩


おはようでござる。
めちゃ早い朝の5時起床。
4時半ごろに暑くて目覚めてから、
考えごとをしてしまって寝付けず。


下手に涼しいかも……と思わずに
クーラーかけ続ければよかった💦
貴重な睡眠時間なのに~


きのう乗馬クラブでも仕事がらみでも、
気になる親子を見てしまったので
昨夜からずっと悩まされている。
同じタイプの同種の問題。
いやだなぁ。
しばらくは自分の気持ちから剝がせないかんじ。
いやだなぁ、コレ。つきまとってほしくない。


とっとと気分を変えて、馬デイの反芻に入ろう。
※また馬の話で恐縮である。これも、イメトレの成果だろうか💦



開始直後の落馬

きのうは乗り出してすぐに、
後ろにいた馬が常歩(4拍子歩き)からとつぜん走り出し
隅角で乗り手が落馬して、放馬(馬が自由に放たれること)した。
サラブレッドは過敏で神経質なので、
騒動しだいで他の馬もパニックになることがある。


一同ヒヤッとした瞬間だった。
さいわいにして乗り手は無傷だったし、
ほかの3頭も動揺せず安泰だった。
不幸中の幸いである。


だが気の毒なことに、最近やや沈みがちだった乗り手が
ますます落ち込んでしまった……
落馬って、安全に落ちてもやはりショックだから。


すぐに先生が乗り替わって馬を落ち着けて、
乗り手もまた騎乗したが、本人の後の弁によれば
その後も、馬があまり集中しなくてもう降りたかったらしい。
とつぜんの走りの原因はいまのところ不明だ。


無傷でなによりだったけど、また気力をとり戻してほしい。
※落馬のあとは、できるだけ乗るほうがいい。乗らないと怖くなる。



内方姿勢からアゴのゆずりへ

レッスン再開。
隅角というのは四角い馬場の四隅のこと。
ここを隅まで馬体の尻をぐっと押し込んで回ることが必要だが、
きのうの課題は、隅角を利用してハミ受けにつなげることだ。


長いながい馬体を、ラインに沿って曲げることを内方姿勢とよぶ。
が、これにはいろいろと勘違いがおきる。
馬上から見て、
アタマ・首・肩からお尻へとカーブさせるものだと
最初は思う。
でも、カーブしていても鼻先が外を向いていたら、
これは内方姿勢とはいわない。微妙である。
馬は身体が長いだけでなく、アタマも長いので、
鼻先も内に向けないといけない。
さらに。
ハミ受けにつなげるには、鼻先がただ中を向くだけでなく
馬の内肩に鼻先をよせてやる必要がある。←重要!


【鼻先を内肩によせるポイント】––––首が硬い馬のばあい
❶鞍の前橋においた両コブシを隅角手前から
❷内方コブシは、モモに当てるつもりでやや引き下げる
ただし外方コブシは譲らない。同時に内方脚で馬を外へ押し出す


【鼻先を内肩によせるポイント】––––首が柔らかい馬のばあい
❶鞍の前橋においた両コブシを隅角手前から
❷内方コブシは、ヒジを起点にヘソ方向へやや引き挙げる
ただし外方コブシは譲らない。同時に内方脚で馬を外へ押し出す


この❷のやり方には、この2つの使い分け以外に
ヒジを起点に扉のように開く
もある。これは初級で、最初に習う形かも。
でも、これだとハミ受けには繋がらないみたいだ。


馬が、首の真上の筋肉を伸ばして、鼻先を内側へ引き込んで欲しいので
このようにする。


ファーストの場合は、
口も堅いうえ首も棒状にまっすぐで硬いので、
最初のパターンをつかう。
でも、きょうは苦しかろうと外方を譲ってしまった。
これが本日の敗因である。


次回は、これができるよう
しっかりイメトレしてトライしよう。


もう一つ。
できるようにイメトレしていたのは、柔らかな駈歩である。
ファーストの駈歩が落ちやすいので、どうしても力んでしまう。
こちらは上手くいった。
久しぶりに、身体の力を抜いて走らせられた。
ただなぁ~💦
身体の力を抜くと、外方コブシの力まで抜いてしまうのだ💦


外方コブシはしっかり持たなきゃ!
馬が伸びてしまう💦



身体の力を抜くことはイメージしてたけど、
外方コブシをガッツリ持ってる図はイメージしてなかったぜ💦
明日は、これをトライする!


でも一歩ずつ、前に進んでいる。
イメトレは、つくづく大事だなとおもった。
一個ずつの課題をしっかりと意識しよう。





本日のつぶやき : 大丈夫、絶対にできるよ!



幸先いいんじゃね?


昨夜、西田文朗の書籍を Audible で聞きながら寝たら、
寝つきが悪くて失敗した。
最近のわたし、ちょっと欲張りすぎか。


でも、さらりと聞くだけでは身に付かない。
さらりと読むだけでも身に付かないもの。
聞いているだけなんて、もっと酷い。
だもんだから、気になるものは数回は聞いている。


でもまあおかげで、自分のへたな知識や先入観が作り上げた
不安や思い込みのストッパーをいかに消去して
目標突破までストレートに走る脳に仕上げるか
システムは、だいたいわかってきた。
サポートなど申し込まずに無料でやろうってんだから
ちょっと大変。
あ! だけど絶対にできる! じぶんならできる!


うっかり、こういうネガティブな言葉を発してしまうのが
これまでの自分の弱さだから、即座にこれを打ち消し、
揺らぎのない、快の言葉で塗り替えてしまわねばいけない。
これを3秒ルールと呼ぶらしい。
落としたものを食べるのとおんなじかぁ!



タナボタ式に実現するわけじゃない

むかしからメンタルの弱い自分を変えたくて
いろんなことを試みてきた。
40代のころ、かなり深くまで沈潜してしまい
鬱手前までいったから、そのときは無我夢中で試みた。


鏡のなかの自分に話しかけてみたり
イメージトレーニングしてみたり
アファーメイションもしたし、瞑想もしてきたし……。


自分がどん底にいただけに、どれもそれなりに効果はあった。
イメトレなど、簡単な願望なら二週間ほどで成果を出せた。
やりかたは、首筋がぞわっとするくらいまで、
しっかりと達成したときの喜び・高揚感そのものを味わえばいい。
これを二週間つづけると、どういうわけか気づけば実現していた。
どれも、わたしにはそれなりに効果のあるものばかりだった。
自分がすっかり元気になってしまうと、
途端に、やらなくなってしまったケド。←これがいかん(。-_-。)



きょうも瞑想していたら、
いつのまにかイメトレと混在しちゃった。
でも、
「達成したときの喜びを存分に味わう」域にまで達したので
これはこれでいいことにした。
微に入り細に入り、しっかりイメージするのはけっこう難しい。
難しいから、その世界には入れたのなら、それでヨシだ。
まことに大雑把だけど、やり方の是非まで云々するより
ひとまずやりきることだ。


「ひきよせの法則」はどうだかしらないが、
西田がいうのは、たなぼた式に夢が叶う、というものではない。
むしろ、その実現に向けていま不足していることを
脳がみずから考え、必要な答えを出してくる、というものだ。
おそらく、やるべきことがおのずと見えてくる感じかとおもう。



じつはきょう、早速その効果を実感した。


すこし以前から続けているが、昨夜もまた
自己暗示をかけ、鏡トークして、イメトレしている。
昨夜のうちに、 Audible 書の勧めで
三年先の目標を書き出した。
そこから逆算して、いまなにをすべきか……
そうしたことをノートに書きだした。
 


そこからさらに、きょうは
日々の馬レッスンで心がけたい手順を仔細に書いてみた。
ときどき混乱してくる細かな動きも、整理した。
ちら、ほら、と迷いが出たり、疑問がわいたりもする。
でも、ひとまずの対応も書き留めた。


つまり。
きのう書いた記事の方針を、もっと緻密に掘り下げたかたちで
自分なりのアプローチを整理してみたのだ。
いままでこんなこと、したことがなかった。
もっと先生頼みだったといっていい。
馬の状態を見抜くことに自信がなかったせいだ。


いまはむしろ、
乗るのはわたしなんだから、
わたしが理想とするコンディションに
自分の馬をもっていきたい。
まちがっていれば、そのとき正してもらえばいい。
と、ちょっと積極的になってきている。


いいじゃん・いいじゃん。
なんか、いいスタートを切っている気がする♬



さらに、積んどくしていた本二冊を読了した。
打開策を模索しているときに買った本だから、
1冊は、同じトピックを扱っている。
森岡毅氏の書『苦しかったときの話をしようか』である。
  ↑ まだ読み終えてなかったんだよ~💦


そこにも発見があった。
メンタルを弱くする不安や恐怖心は、
自己保存の本能がつくりだしたフィクションだ、というのだ。
じぶんの限界をじぶんで勝手に決めてしまう
脳の錯覚にすぎない、とする西田の話に通じている。
わーお。嬉しい。
こういうセレンディピティはとても嬉しい。





ということで、きょうは充実した一日が過ごせた。
おかずも作り置きしたし。
お昼寝もしたけど、本も読み、対策ねったし。
イメトレしたし、瞑想したし。
上等な一日だった気がする。


明日も、こんな一日を送りたい。





本日のつぶやき : こうしてみると、これまでの怠惰なじぶんが……💦





あとは精度を上げていくだけ


おはようでやんす。


まだちょっと眠いけど、よく眠れてうれしい。
それでも6時間だな。
中途覚醒も何度かあったけど、
暑さで肌がじっとりしたせいだとか、
上掛けのなかで熱がこもってきたとかのせい。
放熱したらすぐまた寝付けるのでありがたい。


覚醒してもトイレとは無縁なのが助かっている。
乗馬はお股を締めるので、8の字骨盤底筋だっけ?
骨盤底筋を鍛えるので女性にはとてもいい。
お陰様で、トイレに起きることは滅多にない。
お腹痛いときは、あるよん💦



ファーストパパのレッスン二回目

きのうの馬デイは、ファーストのパパにレッスンしてもらった。
それぞれの馬には調整してくださる先生がいて、
その方をパパママと呼んでいるのだけど
ラッキーなことに、パパに見てもらえたのだ❤


いまクラブでは、ファーストに乗り込んでいる人がマレなので
ファーストがらみの悩みを共有できる人がいない。
一過性で、できた・できなかったを語る人は多いけれど
常に「理想的な動きができる」状態に持ち込むのにどうするか。
そうした対策を講じるところまで意識している人が少ないことになる。


それが、ここ最近2回ほどパパに見てもらえたおかげで
わたしのファーストの作り方に迷いがなくなってきた。
ヨシ、これでいこう!
この状態を目指して、まずフラットワーク(下準備)する。
この段階から徐々にアゴを譲らせ、ハミを追わせる。
隅角・湾曲で、硬い左口をくりかえし譲らせる。
駈歩で落ちそうなポイントでは先にしっかり扶助をおくる。
これを忠実に意識したきのうのレッスンでは、
いつものサボり姿勢は皆無となり
まだまだ行く気・ヤル気のあるファーストができあがっていた。


一年以上も闇の中をただよっていたわたしだけど
なんだかようやく、ファーストと会話しながら乗れてきた。


嬉しい。
この形が、自分にもファーストにも合っている。


他の先生方からは、身体が開いて伸びやすいファーストに
最初から折り返しをガンガンにかけて丸めて、
そこからむりやり動かせる方法も教わったけど
あれは、自分にはできない。
下で、嫌がるファーストの声が聞こえて辛い。
やりきれなければ、苦しめるだけだ。
意味がない。








※覚書として、書かせてください。

理想のフラットワーク

大股のファーストのため部班ではなかなかできない作業だけど、
まず、常歩で気持ちいいほどグイグイ歩かせること。
これは脚を入れるより随伴をもう一押ししてやる感じ。
揺れるこちらの身体の動きにあわせて、ぐっとアブミを踏み込んでやる。
もう一歩前に、馬が足が踏み出せるように。
ここで、いい常歩ができることが後の速歩と駈歩を楽にする。
手綱も折り返しも長めで、馬がのびやかに歩けるように。
ここでしっかり馬の可動域を伸ばしてあげる。←これが大事!


いい常歩ができてきたら、すこしずつ手綱を短くし始める
いい常歩を落とさないよう、推進しながら少しずつ短く。
頭頸のいい状態もキープするため、折り返しで調整する。
手綱がけっして緩まないこと。馬の口をかんじること。
硬い方の口を譲らせ、抜けやすい反対の口へと押し出すこと。


次に速歩。速歩でも駈歩でも、上に同じ。
馬体が開かないように、伸びないように。
外方コブシは緩めないが、内方はときどき緩めてあげる。



さらに経路へ

いまのじぶんは、まだこれを自然にこなせる水準にないので
どうしても経路をまわると雑になる。
このフラットワークで作りかけたファーストを
いい状態にたもつのに必死で、とにかく回るだけになっている。
でも、あとは練習あるのみだ。
この精度を上げていけばいいだけだもの。


三湾曲で、ベンド不足になりがちだが、
むしろアゴを譲らせるチャンスと思えば、やれるかも。
あそこでしっかりハミ受けに入れたら理想的だ。
このフラットワークで進めるかぎり、
ファーストは、ただの一度もピタ止まりを試みなかった。
あるいは、駈歩発進のポイントを覚えてしまったのだろうな。
もう常歩のクールダウンに入るつもりだったのに、
まだ同じポイントから、走ろうとしてくれた。
やる気満々の意欲がみなぎっていた。


ありがとう、ファースト。
君の身体づくりが整えば、ちゃんと走ってくれるね。




≪言い訳になるけど≫
以前から、こういうプロセスは踏もうとしたことはあった。
でも、そこまで追い込むな・やりすぎだ・追いすぎ
と止められることの方が多かった。
あるいは、馬体が伸びているだけだ……と。
そのために最初から丸める趣向で動かす展開にもなった。


でもファーストパパには、これでいいと認めてもらえた。
それくらい動かしておかないと後が大変ですから、と。
調整している先生の意向と、自分の実感とが沿ったこと––––
それがなにより嬉しかった。


2年以上じっくり乗ってきた実感として、
いまのやり方が一番いい。しっくりくる。
これで、貫いてみる。





本日のつぶやき : ルートが見えてきた