意外だ。
どうしてこんな変貌を遂げることができるんだろう。
野々村友紀子さん。

バッサリ切れ味の毒舌家で、身もふたもない物言いをする。
あの肝っ玉のすわった口調はタダモンじゃないと思っていたが、
元ヤンキーさんなのだというのを先日テレビで知った。

遅！と思われた方、いまごろですんません。
ふだんテレビはニュースと、見たい番組のみ録画して、
CM 全てすっ飛ばして見るたちなので、
かなり世間知らずのままに過ごしております。

その野々村さんが、カリスマお掃除主婦だそうで、
ますます驚いた。
遅っ💦

元ヤンキー　⇒　お掃除主婦！？

この変貌ぶりにめっちゃ驚いてしまう。
この、A ⇒ B 図式の A項目のなかに、
将来 B 項目に発芽成長しうるような共通項がなにかあるだろうか。
否。ありえん(｡-＿-｡)

なんでや。
なんで、そんな変貌を遂げられるんや。

まるで、イモムシから蝶なみの変態ではないか。
そんな変貌を遂げられるサナギさんは、いったいどこで買えるんやろう。
もしも売ってたら、いまスグにでもネット注文し、
そのサナギに潜り込んで、可逆性のない大胆変態を経験してみたい！

ヤンキーといえば、授業もテストも宿題もみ～んな放棄して
「好きなようにしたいんや！」モード全開で生きてきたと思うの。

それが一体いつから、どこで、どのような叩き上げを受けて、
「お掃除はしたくなくても徹底しなあかんもの」
という鉄則の規範をねじり込まれたのだろう　(꒪⌓꒪)
痛くなかったら、わたしもちょっとねじり込まれてみたい。

といって、わたしだって、ゴミ屋敷に住んでいるわけじゃない。
あの断捨離©番組なんかでよく見る、床のないようなお家でもない。
けさも掃き掃除にモップかけ、玄関そうじとか簡単なことはやった。
キッチンだって重曹で拭きとるから、ベタベタはしていない。

でもね、処分に困って片付けきれないチラシとか紙類とか、
仕事がらみの書類でいつ捨てたらいいか迷うやつとか、
食器棚にしまうの面倒だなーって思うような、日に何度も使うグラスとか
いつか使わねばと思う試供品の小袋とか、
こちゃこちゃしたもんが、そこらへんにある。
どこを見ても、すっきりしていない。

　　

徹底した「きれい」を目指す皆さんなら、こーゆー邪魔なものは
いさぎよくお捨てになっていると信じる。それができない。
どこかにしまおう！
と決意して片付けることもあるけど、しまった途端に要りようになるのに
どこにいれたか忘れて探し回り、欲しいときにない！……のくりかえし。

ブロガーさんにも数多おられる。
白で統一されたピッカピカのキッチンと洗面所。
小さいお子さんが居ながら、よく家族が散らかさないもんだ。
それとも後ろからついて回って、片っ端からお母さんが片付けてしまうんだろうか。
水滴すらないシンクって、子どもが、お水飲んだあとに拭いてくれるんだろうか。
家族がそんなにでき過ぎだったら、逆に言われるだろうな。
「使ったらちゃんと片付けてよ」と。すみませーん！💦

わたしがもし！
そこまで頑張りまくって、たった１日でもお掃除とお片づけに精魂込めたとしたら、
まあ間違いなく、口うるさくなって、うるせーババァ！といわれて脱落確定。
揉め事のタネを作り出すくらいなら、
いい加減なお掃除といい加減な片付けレベルでいいや……と断念しちゃうよー。

つまり、熱心なお掃除ママの６割くらいのことはやってるかもしれない。
でも、10割そうじを心がけて毎日がんばりまーす！
という心構えは、絶対に芽生えない自信があるから、
やっぱり、サナギがあるなら一生に一度くらいは潜って脱皮してみたい。

イモムシから変態しないかぎりぜったい無理だわー💦

本日のつぶやき : お片づけ上手サナギが発明されるか、断捨離のプロになるか。