バツイチになったばかりのころ、
なんでも話せる相手が欲しくて、
新しいパートナーを探そうとしたことがあった。

友だちは何人かいても、みんな趣味友だから、
趣味の世界から一歩離れると、なかなか踏み込んだ話はしきれない。

今日あった嬉しかったこと・哀しかったこと、いまいちばん悩むこと、
そんなあれこれを一番に聞いてくれる相手が欲しかった。
「寂しい」というよりは、
おたがいを大切にしあえる最も親しい対象が欲しかった。

　　　

　　　　　　　　　　　　　お見合いしたわけじゃないけど💦

NEW パートナー探訪はすぐ卒業

２年くらいは探したかな？
３カ月くらいの短期間、付き合った人は何人かいる。
とくになにも嫌ではなかったのに、
妙なリアクションをして、切れた人もいる。
「もう結婚はしない」から、別れた人もいる。
いずれも、ご縁はなかったのだ。

パートナーを探そうとしなくなった一番の理由は、
半世紀も生きてくると、いまさら知り合ったばかりの他人の、
つかみどころのない性格や腑に落ちないふるまいに、
小首をかしげながらも寄り添おうとするような、
そんな情熱がもはや枯渇してきていることに気づくからだ。

二人の関係を育てていこう、などという根気強い姿勢は、
時間が無限にあるように思えた若いころにしか無理な試みかもしれない。

近すぎる距離を築いたり保ったりするのが、面倒になっていく。
本音は、「お友だち」ぐらいが丁度いい。
おたがいの自由を尊重し、相手の領域には踏み込まないでおく。
相手の家族とまで関わるような間柄は、もうご免だから。

そんなわけで、
誰かを頼って生きること自体を、もう卒業しよう

そう心に決めた。
おひとりさまの起源である。

それはそうなんだけど……

切れづらい腐れ縁(｡-＿-｡)

「もう結婚する気はないから」といったとたんに、
自分からぷっつん切れたくせに、忘れたころに連絡してくるのがいる。

バツイチ後、最初に付き合った人だ。
長身の細マッチョで、海外の某俳優にも似ているから、
けっこうモテそうなのに、いまだ落ち着かないらしい。

こういう一見モテ系は、速い話が、
悪い奴じゃないけど、身勝手で、段取りわるくて、
「アホなん？！」と、相手を苛立たせるタイプだ。

何度か呼び出されるので、
たまの飲み友ならいいかと応じたこともあるが
やっぱり「アホなん？！？」と思わされ、会わずに帰った。
飲み友としてすら成り立たんのかい（｡･ˇ_ˇ･｡）
それが最後だ。

それ以降も、懲りずになんどか連絡してくるが、
反省もしないし変わり映えもしないその懲りなさゆえに、
やはり、飲み友にすら昇格させられない。
もはや返信もしない。

いまの自分に大事なのは、依存する気持ちをもたないことだ。
おひとりさま志向を盤石に保つこと。
どんな好条件の相手であっても、これはもう変わらない。

依存は人を弱くする。
弱くなるのは嫌なのだ。

本日のつぶやき : ホント飲み友の女子、近隣におらんかなぁ。