やってやろうじゃないのよ
ひさびさに馬のこと。
長いのでご興味なき方はスルーされたし。
ここのところ、かなり理解が深まってきて、
乗るたびに新たに発見がある。
かつてなく充実している。
二人の先生からの良いとこ取り
以前に、教わっている先生方のことをご紹介した⤵️
ここで書いた A 先生からは以下の点を教わってきた。
- 身体の部位をそれぞれ自由に使い分けられること
- 馬にアゴを譲らせるためのテクニック
しかし。
これらのお道具を、いつどんなときに使い分けるのか。
そこが判らなくて、
わたしたちはいつも、先生からの指示待ちのような状態だった。
つまり。
いま自分の馬がどうだから、どうすべきなのか。
これが、自力で見てとれないと、どうにも始まらないのだ。
それをいまわたしは、 B 先生に教わっている。
独り立ちして、馬をじぶんで見定められるように。
またがってから、歩き出す。
歩きながら、走りながら、
馬の様子をつぶさに解説してもらう。
たとえば、
- やけに緊張して脚に過剰に反応している
- 右ハミを受け入れても、左が弾いている
- 座ろうとするとふっと頭を挙げてくる
- 前になかなか出ようとしない、やる気がない
習得してきたテクニックをどのように使うのかを教わる。
少しずつ慣れてくると、コツがわかるので
しだいに今度は、馬の状況を教わるだけで、
なにをしたらいいのか自分でもわかってくる。
「そう、それでいいですね」
「また頭を挙げてきてるから……そう、そうです」
自分の引き出しから、
いつ・どのお道具を使えばいいのかわかってくる。
これも、身体の部位をばらばらに
自由に使えるようになってきたから成功するのだ。
左ひじを引いたら身体が傾くとか
左脚をいれたら右脚が前に突っ張るとか
つい最近まであったことだけど、
それでは馬に正確に伝わらなくなってしまう。
身体を自由に使える部分が増えてきたから
馬にも思うように伝わり、
求める結果をひきだせるようになってきた。
ああ嬉しい ٩(´ᗜ `*)و
でも、あくまでも解説してもらった結果だ。
それではまだまだ自立しているとは言い難い。
ただこれも、
探し方の違いにすぎないということがわかってきた。
わたしは10cmもある大きな違いを探そうとしていた。
ところが、
先生が感じとれ・探し出せと要求されているのは
たった8mmほどのものなのだ。
10cmを探そうとしている者に8mmなんて、
そうそう見える筈がない。
だけど、こんな鈍感な自分でも少しずつ、
その8mmの違いに気がつけるようになってきた。
2日前のリベンジを図る
お尻が跳ねてさんざんな駈歩になった馬を
きょうは指定しなおして練習した。
以前に A 先生に教わっていたことを思い出したのだ。
骨盤を少し後ろに倒して座ること。
骨盤はねかせるほうが鞍との密着度は上がる。
ブリティッシュ乗馬では、姿勢をよくすることが求められるが、
このまっすぐ加減がけっこう難しい。
反り腰になると、鞍に弾かれてしまうのだ。
そして、この反り腰を寝かせるように!
という練習もさんざんにやってきたのだった。
だから簡単にできた。そして成功した。
打って変わって座りやすくなり、密着した座りができた。
やった~💗 きのうの課題は克服したぞっ!
しか~し。
B 先生も甘くない(。-_-。)
「座りは良くなったけど、コブシのことを失念してましたね」
「速歩と同じように、駈歩でもアゴを譲らせなくちゃ」
ぬぁんですと!!?
きょうの自己課題はここまでやったのに💦
と思ったが、なんのことはない。
アッサリできてしまった。あらら。
シートが安定しているから、歩度詰めもラクチンだし、
内方へ馬を向けてアゴを譲らせるのも、じつに簡単だった。
わーお。
ただ、まだ駈歩中に、
内方脚がすっすっすっと、前に流れてしまうらしい。
この脚位置をしっかり引き戻して、あぶみの位置を固定させること。
こんなふうにして、
シート・こぶし・あぶみの3つが安定すれば
騎座ができあがるのだそう。
そうなの?!
やりたいやりたい! ぜひやりたい!
ということで。
B 先生から、この馬で合格をいただくまで、
マンツーレッスンは、しばらくこの馬でやることにした♬
もう、やる気満々。
またそうとうに、鼻息は荒くなっている。
本日のつぶやき : 先生曰く、わたしの乗り方が変わったそうな
「自分で判断して求めている」んだって! きゃ~💗