やせがまんのスポーツ
二、三日前に買った味醂干しのお魚。
お昼に食べたら、ぷんと魚くさい。
よくよく見たらイワシだった。
あー失敗した。もっと早く食べるべきだった。
おまけに、2尾だと思っていたのに3尾も入っていた。
それで仕事を終えたあとの、夕餉のとき。
そのイワシの味醂干しをぜひとも片付けてしまわねば、と思い、
パン粉を付けて、オリーブオイルで焼いてみた。
すごーい💗
臭みがすっかり消えていた。
さっすがオリーブオイル!
すんばらしい仕事ぶり。
おかげで、ラクラク2尾とも食べちゃった。
という、ここまでは二日前のお話。
本編に書きたいことが見つからなくて放置していた。
公認試合を見に行った
きのうはせっかくのお休みなのに(わたしは金曜が終日お休み)、
いつもの馬のレッスンがないので (ノД`)・゜・。)
公認試合を見に行った。
地元の試合となると、
高額の運送費をだしてまで馬を搬送する必要がないので、
地元の先生方や会員が、多数お出になるのだ。
遠方の試合だと、自分たちの馬具も運んで、宿泊も?
加わるから当然のことながら、どえらい費用がかかる。
馬運車の手配費用は、頭割りになるため、
その送る馬たちで出る選手を何名か、かき集めねばならない。
よって、たまに義理で試合に出ることになるらしい。
(わたしなら費用もさることながら、出ること自体が怖いゾー💦)
ジュニアだったら、これにくわえ直前合宿もあったりするので
Rich なジジババ応援団が、これを賄うことになる^^;
ジジババも、お孫ちゃんのお支払いとなると苦笑いばかりらしい。
そんなわけで試合に出続ける上級選手となると、
スポンサーの存在は必須らしい。
それで「試合に出るのは辞めました」と仰ってた先生もいた。
さて。
肝心の試合。
一口に「試合」といっても水準がいくつもある。
これが、かな~り複雑で、やってるワタシらにも、
詳しいことが、ようわからん。
あまりにもご縁のない世界なので、
そもそも必死に覚える気力も芽生えない💦
えっとー、グランプリ、インターミディエィトから降りてきて、
セントジョージはどこに挟まるのかなぁ。
その下はなんだ? 突然アルファベットになって S M L みたいになる……
洋服のサイズかいっ💦
下手っぴには、試合で何を見たらいいのかも難解で、
見ないより見た方がイイだろうレベルの理解。
それでもやはり興味があるのは、乗り手の姿勢と馬の形。
経路で使われる課題となる技だけは、すこしずつ判ってきた。
やはりフィギュアになぞらえることが多い馬場馬術だと、
人馬の美しさは、いちばんに、ひと目を引く。
騎手の手足の長いのが美点なのは、いうまでもない。
ほっそり華奢だと、華麗で優美。
まあ先生方にもベテラン会員にも、小太りな人は一人もいないけど。
みんなお尻が小さく、お腹ぺちゃんこ、脚もひゅーっと長い。
先生方も、本気試合のときは、本気の馬で、本気の水準に出られるが、
- 先生が、会員さんの馬のために下の水準に出る
- 会員さんが、自ら課して、わざわざ難しい馬で下の水準に出る
など、目的にしても多様らしい。
わたしが知らないだけで、もっとあるかも。
きのうは風が強かったからか、馬たちがけっこう荒れた。
風の音にも、ビクつくのがサラブレッドなのだ。
トップレベルの先生方が、なかなか苦労しておられた。
数回、ロデオばりに跳ねたかと思うと、前方へダイブ!
ジャンピングかぃ?! っていうほど、前へ跳び出したり、
ストライドを伸ばすべきコースで、
勢い余って暴走しかねない走りをしたり、
後肢をじくに回転すべきところで、そのまま後ろに下がり続けて
馬場から出てしまったり(場外へ出ると失格になって、失権する)
それでも乗ってる先生方はみんな涼しい顔で乗る。
顔色一つ変えずにへーぜんと乗る。
あらためて思った。
馬場馬術は、めっちゃやせがまんのスポーツなんだよなー。
こわがりの馬に影響を与えないよう、
ギャラリーはいつも遠くから全体を見ている。
だから騎手の本当の表情なんて、まったく見えないのだが、
伝わってくる空気がとにかく冷静なのだ。
お上品な方々って、面倒なことが起きても平然と、そつなくことを片付ける。
あれに似た度胸と気高さと機転が必要なのかもねー。
長くなったので、ひとまずここまで。
本日のつぶやき : 度胸と気高さと機転とを培わなくっちゃ💦